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アロマオイルとエッセンシャルオイルの違い

2024年2月22日

アロマオイルとエッセンシャルオイルの違い

「アロマ」や「エッセンシャルオイル」、この二つの呼び名を耳にしたことはありますか?

これらは似ているようで、実は全く違うものなんです。

良く混同されてしまうのですが、それぞれの特徴や何に適しているのか、どのように使うのが最も効果的なのかをご説明しましょう。

成分

「エッセンシャルオイル」は植物から取り出した、100%天然の成分です。

アロマテラピー(芳香療法)やマッサージ、または化粧品にも使われます。

一方で、「アロマオイル」は合成の香料やキャリアオイルによって希釈されたものです。

暮らしの中で香りを楽しむためだけに使われます。

用途・価格帯

エッセンシャルオイルは、その植物由来の成分によって、身体的、精神的に様々なメリットが得られると期待されています。

価格は高価で、10mlで数千円から1万円程度です。

アロマオイルは、その香りによってリラックス作用が期待できるものです。

価格は比較的安く、10mlで数百円から数千円程度です。

 

このように、エッセンシャルオイルとアロマオイルは成分や用途、効果、価格など、全ての面で差があります。

エッセンシャルオイルは、その天然由来で高品質なため、肌に使ったり、マッサージに使用したりすることができます。

しかしながら、アロマオイルは、合成香料やキャリアオイルによって希釈されているため、肌に使おうとしたり、体内に取り込むことは想定されておらず、安全性や効果は保証されません。

偽物に注意

エッセンシャルオイルはアロマオイルに比べ、その質の良さから高価になるため、このような貴重なオイルを購入する際には、品質が保証されているものを選ぶことが極めて大切です。

エッセンシャルオイル、つまり精油と呼ばれるものは、その製造過程が非常に手間暇かかるものであるという特徴があります。

その製造過程では、100%天然の植物を用いて抽出作業を行うため、大量の植物からほんの少ししか精油を得ることができないのです。

その結果生じる量の少なさが精油の価格を押し上げてしまい、結果的にはアロマオイルと比べて高価なものとなってしまう傾向があります。

精油のメリットについては、リラクゼーションやストレス軽減、睡眠改善といっものがあったり、一部の精油に至っては抗菌作用や抗炎症作用をもつと言われているものもあります。

しかしながら、その中でも特に注意が必要なのが、この精油と呼ばれるものは希釈されていない原液のことを指すのですが、希釈されたものや人工的な香料が混ざっているものが"精油"とされて販売されていることもあるという事実です。

Amazonやメルカリといった場所で販売されているものの中には、勝手に何かが混ぜられている可能性も0ではないため、絶対に買ってはいけないと言われています。

その一方で、アロマオイルは比較的手軽さがあり、リーズナブルな価格設定が特徴です。

それは、エッセンシャルオイルをベースにした製品であり、化学的に合成された香りが加えられているものが主流となっています。

しかも、その香りは長時間持続することが特徴で、家庭でリラクゼーション効果を得るためや集中力を上げるために使用されることが多いのです。

アロマディフューザーやアロマランプなどに数滴垂らすだけで、部屋全体にその香りが広がります。

ただし、治療的な効果という観点からは、エッセンシャルオイルと比較すると期待できるものは少ないという事実も覚えておきましょう。

したがって、アロマオイルを利用する際には、香りを楽しむことを中心とした利用方法を選び、その上で注意書きもよく読みましょう。

アロマセラピーを活用し、香りによる癒しの効果を最大限に享受し、日々の生活を豊かなものにしていきましょう。

紹介しているエッセンシャルオイルは、いかなる疾患の診断、治療、予防を目的としたものではありません。