高品質を意味するCPTG基準
dōTEERA会社のエッセンシャルオイルには、「CPTG」という品質保証基準があります。
「CPTG」とは、「Certified Pure Therapeutic Grade」の略称で、その名前の通り、ドテラ社が自己の製品に課す、純粋性と治療的価値を評価する独自基準を指します。
ただ、ここでお思いの方も多いかと思います。
自社基準なんて本当に信頼できるのでしょうか?ちゃんと検査を行っているのでしょうか?と。
安心してください。
ドテラ社では、品質保証のため、全ての植物原料についてAPRCという第3者機関へ検査を委託しております。
APRCは植物と化学成分について専門的な知見を持つ団体です。
自社だけでなく、このような第三者機関を通じて60以上もの検査項目をクリアした製品だけが販売されるという体制を整えています。
今回は、独自基準を設ける理由と、「CPTG」の具体的な意味について詳しく説明していきます。
まず、「CPTG」の品質を主張するためには、6つの基準を必ずクリアしなければなりません。
1純粋・天然
2合成原料を含まない
3農薬や残留物を含まない
4適切な化学組成
5専門家の協力による国際協力システム
6純度および有効性をテスト済み
1純粋・天然
しかし、人々が一般的に考えているところの「天然品=純粋」は必ずしも真ではありません。
たとえば、100%植物原料であっても、その植物が農薬を使用したり、排気ガスにさらされた環境で育成されていた場合、その原料を蒸留する際に、排気ガスや農薬も一緒に濃縮されてしまうのです。
これでは、「純粋性」を謳うことはできません。
そのため、ドテラ社では、純粋性を保証するためにまず、過去一度たりとも農薬を使用したことがない土地を選ぶという厳格な基準から始めています。
現在、ドテラ社の製品で使用される植物の種類は170種以上に及び、その生産地は世界45カ国以上に広がります。
そして、その98%の地域とは独占契約を締結しています。
自社農園ではなく、契約生産地を選ぶ理由は、自社農園では第三者の視点が入りにくく、結果として、化学肥料の使用や適切でない収穫時期など、品質確保の妨げとなる可能性があるからです。
これにより、誠実な品質を確保するための取り組みをしています。
ドテラという会社は、地域の生産者や蒸留業者と協力関係を構築し、彼らが安定的な収入を得られるようにサポートしています。
これにより、彼らは植物の栽培に必要な時間と手間を惜しまず、着実に収穫を実施することが可能となります。
ドテラの契約を結んでいる農場では、ガソリン車の使用が厳しく制限されており、植物の移動は全て馬車を用いて行われているほど、エッセンシャルオイルの品質に対するこだわりが強く打ち出されています。
2合成原料を含まない
科学技術の発展に伴い、多種多様な合成エッセンシャルオイルの生産方法が開発され、市場で流通しています。
しかし、これらのオイルは、蒸留時点では純粋なものであったとしても、中間業者が関与する過程で、商品の中身が巧みに替えられる、という問題が顕在化しています。
これは、純粋な商品よりも高い利益を追求するために、オイルを人為的に増量する商品が存在するからです。
特に日本の法律では、石油合成のオイルに1%でも植物のエキスが含まれていれば「天然100%」と表示することが許されているため、消費者側には十分な警戒が求められます。
そして、エッセンシャルオイルの成分を特定する「ガスクロマトグラフィー検査」という、歴史的に信頼性が認められている試験が存在します。
しかし、現代の科学技術の進歩により、この試験を突破する高度な合成の手法も生まれてきてしまいました。
そのため、ドテラでは「ガスクロマトグラフィー検査」に加えて、「質量分析法」、「旋光度測定」、「フーリエ変換赤外分光法」、「炭素同位体解析」といった手法も独自に用いて、オイルの成分を分析しています。
その検査項目や方法は公式HP上で明確に開示されています。
3農薬や残留物を含まない
あなたが何かを食べる時や使用する物に対して純粋さが求められるのと同じように、エッセンシャルオイルにも純度がとても重要です。
例えば、ローズのオイルを抽出する際は、花の部分だけを用い、葉や茎が混じらないように全ての花びらを手作業で収穫しています。
不純物が混ざると、全体の品質が落ちるだけでなく、アレルギー反応を引き起こしたり、肌に刺激を与える可能性が高まります。
それが何か毒性をもつ物質であれば、それが体に悪影響を及ぼす事も考えられます。
そして、エッセンシャルオイルの純度を保つためには、そのオイルの生成に用いられる植物が栽培される場所の選択も重要な要素となります。
もしも、その農園が無農薬であっても、風により近隣の農園で使用された農薬が飛来する可能性もあるため、栽培地を選ぶ際にはそういった要素も考慮に入れて選んでいるんです。
また、ドテラ社は自社製品の全工程について、消費者に対して全てを開示するというポリシーを持っています。
これは、エッセンシャルオイルに不純物が混じらないよう、その製造工程を透明にすることにより、その安全性を確認し、消費者に安心感を提供するためです。
4適切な化学組成
そして、エッセンシャルオイルの製造には、その化学組成も重要な要素です。
化学組成とは、その物質がどのように構成されているのか、その元素や化合物がどの程度含まれているのかを示すものです。
これは、オイルの作り方によっては、劇的に変わってしまうこともあります。
例えば、同じ植物から抽出したオイルでも、その抽出方法のちょっとした違いで、全く異なる効果を持つものも生まれてしまいます。
そして、それらの作業は、非常に繊細なものであり、少しでも間違えてしまうと、成分が壊れてしまう事もあるため、一度だけの検査ではなく、蒸留後、製造工程の途中、ボトルに詰める前と計3回も検査を行い、その品質を管理しています。
そして、オイルの製造場所を選ぶ際には、ただ生産量が多いところを選ぶだけではなく、その地域の生活向上に貢献できる場所を選んでいるというのが、ドテラのこだわりです。
なぜなら、ドテラは社会貢献を一つの大切な目標としているからです。
そして、それらの場所で働く生産者や蒸留者の専門的な知識も大いに活用して、大切なエッセンシャルオイルを生産しています。
ドテラの科学者たちは、一般に手に入れることのできない豊富な知識と経験を生かし、エッセンシャルオイルの生産において最も効率的で結果を生み出す農業手法や収穫の最適なタイミング、そしてあまりにも細部にまでこだわった蒸留釜の形状に至るまでのプロセスを研究し、品質の追求の結果、純粋なエッセンシャルオイルを我々の手元に届けているのです。
5専門家の協力による国際協力システム
品質を最優先にするという強い信念が、生産者と科学者、そして専門家とを結びつける強固な絆を形成しています。
ドテラの企業哲学の一部として、社会貢献が挙げられます。
彼らは物流や効率だけを考えるのではなく、そのプロジェクトがもたらす社会影響を重視します。
純粋なエッセンシャルオイルを追求する旅は、途上国に足を運ばせます。
しかし、その地域では教育の機会が欠けており、水道のような基本的なインフラが整っていないことも少なくありません。
これらの状況下でも、ドテラはまずその地域に必要とされるインフラの開発や学校や病院の設立に取り組み、その後で公正な取引に基づく雇用の創出を行います。
さらに、もし土地が肥沃でなければ、専門家が介入してすぐには収穫できない土地を、次世代が豊かに利用できるよう改善する活動もドテラの使命の一部であると言えます。
市場に出回っているエッセンシャルオイルのほとんどは純度が高くなく、原材料コストの節約を図るために食用油を混ぜるか、化学的に合成した石油成分を加える、あるいは高価なオイルに似た安価なオイルを混ぜたものが見られます。
どれも当然ながら、エッセンシャルオイルの純度を下げ、本来の効能を損なうだけでなく、最悪の場合には身体に有害である可能性があり、これらの製品を安全に家庭で使用することは困難です。
しかし、ドテラでは生産プロセス全体にわたり厳格な管理を行い、調達から栽培、蒸留、検査まで一貫して不純物の混入を防ぐことを確認しています。
例えば、ドテラという企業が生産しているラべンダーエッセンシャルオイルは、その純度や効果、そして一貨の品質の一貫性において、他の類似製品とは比べ物にならないほどの評価を得ています。
これらの評価は、ベンチマークとして機能する信頼性の高い調査機関から得られたもので、いわば「ゴールドスタンダード」すなわち金の標準的な評価と見なされています。
品質一貫性というのは、原材料である自然のものという不確定要素を含んでいても、製造年度を問わず一定の品質を維持しているということを意味しています。
これはつまりドテラのラヴェンダーエッセンシャルオイルが最上質であり、他のラヴェンダーエッセンシャルオイルの品質を評価する際の基準となっているということが、国際的に認められているということです。
6純度および有効性をテスト済み
このような高評価を得るために、ドテラは自社だけでなく、外部の評価機関でも検査を行っています。
その中でも特に注目すべきなのが、APRC(Aromatic Plant Research Center /芳香植物研究センター)で行われている検査です。
APRCはその名の通り、芳香植物を対象とした研究を行っている機関で、その評価は世界的にも高評価を受けています。
ドテラは、自社での製造工程が終わった直後、すぐにそのオイルをAPRCへと送り、1回目の検査を依頼しています。
そして、その検査は厳格なもので、アメリカ食品医薬品局、略してFDAの基準を大きく上回っています。
その初回の検査が終わったあと、オイルはドテラへと戻り、その後2度の自社内での検査が行われます。
そしてその自社内検査には、1種類の植物ごとになんと約3000万から4000万円もの費用がかかるのです。
これら相当な額の費用と合計60回以上もの検査を実施できるのは、マルチレベルマーケティングという販売戦略を採用しているからで、広告や宣伝にかかる費用、また中間マージンを削減しているからこそ可能となっています。
家庭で誰もが手軽に利用できるような高品質エッセンシャルオイルを作り出すためには、業界全体の基準以上の自社の基準を設定して厳しく検査を行う必要があります。
そのため、ドテラは自社の厳格な基準を設け、その基準を満たすための厳しい検査を行っています。
さて、そのAPRCですが、世界中に出回るエッセンシャルオイルの大半、なんと80%には何らかの異物が混入しているという調査結果を公表しています。
彼らが調査したエッセンシャルオイル会社53社の製品のうち、純度が証明されたのはわずかにドテラを含む3つのみだったというのです。
「Source To You」
このような背景をもとに、ドテラは消費者がその製品の品質を確認できるよう、「Source To You」という成分情報を公開する仕組みを設けています。
こちらのウェブサイトは、なんと、シングルエッセンシャルオイルのボトル底に記載されているロットナンバーを指定された欄に入力することで、そのオイルの成分一覧と各成分の含有比率が詳細に表示される、という画期的なサービスを提供しています。
全ての成分情報を隠さず、オープンに公開しているのは、世界中のエッセンシャルオイルブランドの中で、ドテラ社のエッセンシャルオイルだけなんですよ。
これは、オイルの品質や安全性を重視するユーザーにとって、非常にありがたい情報提供だと言えます。